とにかく,法務省の皆さんは,一度で良いから,法務省のオンライン登記申請システムを使ってみてほ
しい。それで,これから,私の言うことが間違っているかどうか,判断してほしい。
新システムの基盤には,登記識別情報システムがリンクしているため,通常よりシステム負荷が高くなる
ため,性能が落ち,システムの安定性に欠け,自由なシステム拡張ができなくなっている。
まずは,登記識別情報システムに掛けなければならない費用と,システムの安定性に関するデータを公
開して,費用対効果を検証すべきだ。また,これまで明らかになったプログラムミスの修正に掛けた費用
となぜそのミスが生じたのか,なぜ何どもミスを検証できなかったのかも公表すべきだ。
もし,通常のシステムエンジニアであればできることが,法務省と監査業者には不可能を強いるものであ
れば,そのようなプログラミングをした受注業者は,法務省のIT政策担当能力をバカにしたことになり,受
注業者との信頼関係は破壊されたといえる。ただちに,その業者を入札から排除して,性能や信頼性や
拡張性にたる業者選定をすべきだ。
今後のオンライン登記申請の在り方を検討していく上での御意見として
承りました。
なお,法務省職員は,法務省オンライン申請システムを使用して実際の
申請を行うほか,運用テスト環境において,申請書作成支援ソフトを用い
て,様々な種類のオンライン申請のテストを実施しております。