15.-10. オンラインシステム開発予算を狡猾に獲得する体質

10.  オンラインシステム開発予算を狡猾に獲得する体質
-にもかかわらず,またしても新登記オンラインシステムの開発にあたって,「開発の前に,まず登記
識別情報問題を解決すべきだ」というパブコメを無視して,設計を完了してしまった。政務官にあわて
て追求されて,再パブコメの機会をつくったが,意見集約が恣意的であり,全部を公表していないた
め,なにをコメントしていいのやら不明である。
不動産登記オンラインには,「登記識別情報」問題含め,解決できていない問題が多々あり,その進め
方そのものに問題があるのに,次期システム「開発ありき」でオンライン政策が進められている。政務
官が言うとおり,法務省には「登記情報システム」「地図情報システム」「オンライン申請システム」がわ
ざと複雑に絡み合わせており,今回は,「登記情報システム」の事業仕分け作業で明らかになったとお
り,問題を残したままの「次期オンライン申請システム開発」の予算を含めてわざと絡ませており,その
中には,こっそり高額な人件費を開発費用として,狡猾に含めている。

今後のオンライン登記申請の在り方を検討していく上での御意見として
承りました。
なお,登記識別情報制度に関する意見に対する考え方については,項
番7のとおりです。