4. 行政改革・行政効率の向上はどこへいったのか?
-登記特別会計が導入された昭和60年当時には,登記所が全国1170箇所あったが,本年4月1日
現在490箇所となっており(事業仕分け時には民事局長が479箇所といっていた),登記所数は半減
した。登記事件数は,この15年でバブル崩壊もあったが,4分の1以上減少しており,業務量は明らか
に減少しているはず。しかし,登記所職員数は,当時から一割も減っていない。 つまり,業務の処理効
率が悪くなったのであり,とても行政改革とはいえない。
穿った見かたをすれば,面倒な「登記識別情報通知(書)発行業務」のために,登記所職員を減らすこ
とができず,逆に,登記所職員を減らさないために,登記識別情報制度を廃止しないのではないか?
ともいえる。法務省と全法務労組との馴れ合い談合の結果なのか?
御意見として承りました。